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診療案内

診療内容のご案内

当院は内科、特に糖尿病・内分泌領域を専門とするクリニックです。

糖尿病・内分泌領域の診療は、この数十年で大きく進歩しました。

糖尿病を例にとると、1980年頃までは、わずか数種類の内服薬と限られたインスリンしか薬物治療の選択肢がありませんでした。そのため、当時の患者さんの中には、糖尿病のコントロールがうまくいかず重篤な糖尿病合併症に至る人も稀ではありませんでした。その頃に比べると、現在では治療の選択肢が格段に増えています。生活習慣で変えるべきところは変えつつ、さらに個々人の病態に合った適切な薬物治療を組み合わせることで、健康な状態を保つことは十分に可能な時代となってきました。

当院では、これまでの糖尿病・内分泌の専門医・指導医としての経験をもとに

① 最新の医学的知見を診療に反映させつつ、昔から評価が確立している、エビデンスのある診療についてはこれを維持する。

② 薬の使用については、できるだけ多くならないよう、本当に必要なものを適切に用いる。

③ 検査についても本当に必要な検査を適切に行い、不要な検査を頻回に行わない。

以上の3点を心がけています。

​​主な対象疾患

1. 糖尿病

  • 1型、2型、二次性糖尿病などすべての病型に対応いたします。

  • インスリン・GLP-1注射治療も行っております。

  • 小児糖尿病のトランジションについても対応可能ですので、ご連絡ください。

2. 橋本病やバセドウ病、アイソトープ治療後機能低下症などの甲状腺疾患

3. 妊娠関連の甲状腺機能異常

軽度の甲状腺機能異常であったとしても、不妊症・不育症の原因になることがあります。また、妊娠中の甲状腺機能異常が、妊娠・出産の経過に影響することが知られています。そのほか、いわゆる産後うつ、などと判断されていた出産後の心身の体調不良が、実際は出産後甲状腺炎によるものだった、ということもあります。私たちの施設はこれらの不妊治療中、妊娠中、出産後の甲状腺機能異常にも、他医療機関と連携のうえ対応いたします。

4. 原発性アルドステロン症などの二次性高血圧症

  • 重度高血圧(特に、3種類以上の降圧剤を内服しても改善しない)

  • 若年高血圧(~50歳くらい)

  • 痩せ型の体形で、生活習慣もそれほど乱れていないのになぜか血圧が高い

  • こむら返りや四肢の脱力が多い、動悸が強い、いびきが大きい、睡眠中に呼吸停止がある、など何らかの症状をともなっている

以上のようなケースに当てはまる場合、高血圧の根本的な原因となる「黒幕の疾患」が存在することがあり、これを「二次性高血圧症」といいます。最近の医学の進歩によって、高血圧症全体のうち、実に1割程度が二次性高血圧症であることが明らかとなっています。

二次性高血圧症を適切に診断し、おおもとの原因をはっきりさせることで、病態のより根本にアプローチする治療が可能となります。場合によっては、根本的な治療により降圧剤を減らせたり、中止できたりすることもあります。

二次性高血圧症の評価は、私たちの施設が専門とする領域です(院長は内分泌学会専門医・指導医)。最初のスクリーニングは血液検査等、簡便な検査ですので、気になる方は気軽にお声をおかけください。

5. そのほか下垂体、副腎、副甲状腺等の内分泌疾患

6. 高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病

7. 内科全般、小児科、皮膚科疾患など

ご来院の相談事例

・中区で糖尿病専門医を探している。

・浜松に転勤になったが、糖尿病の治療を継続したい。

・太っていない、生活も乱れていないつもりなのに血糖値が高いといわれた→これまで当院での原因精査で1型糖尿病、膵臓疾患による2次性糖尿病などが見つかっており、原因に応じた専門的治療を行っています。

・1型糖尿病でインスリンの治療を継続したい。

・大きな病院の専門外来を受診しているが、待ち時間が長い。担当医がすぐ交代する。

・午後や仕事帰り、仕事が休みの土曜日に受診したい。

・重度の高血圧で気になる、原因を調べたい→これまで当院での原因精査にて下垂体腫瘍・副腎疾患・腎動脈狭窄などの様々な原因疾患が見つかっています。

・頑張っても痩せられない、肥満の原因を調べたい→これまで下垂体腫瘍・副腎疾患などが見つかっています。

・甲状腺の疾患(バセドウ病や橋本病)の専門的治療を受けたい。

・不妊治療の一環で甲状腺について調べて欲しい。

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